息をのむ上質な時間。
『夜、ナク、鳥』公演、楽しみ方は2つ。
選べる2つのスタイル。公演だけの日と、ドラマトライアルの日。
観劇だけをしっかり楽しみたい!もしくは時間がないというお客様は観劇だけの日を。
観るだけではものたりない!自分も演じてみたいというお客様はぷち俳優体験の出来るドラマトライアルの日を。
一度目は観劇だけ。二回目はドラマトライアルというのもありですね。
毎回毎回、新鮮なその時に起きる俳優の演技によって生まれてくるものが変わPrayers Studioだからこそ、何度も観劇するという楽しみ方も。
ペレジヴァーニエ(Пересивание)とは?
まるでのぞき見をしているよう。
息をのむ観劇体験。
演劇とは思えないリアルな感情に気付くとおぼれている。
Prayers Studioの演劇は
ペレジヴァーニエ(Пересивание)の演劇です。
ペレジヴァーニエとは、ロシア語で追憶する事という意味があります。
演劇的に訳すなら「追体験」となるでしょうか。
ペレジヴァーニエが起きる時、
観客は登場人物の身に起こっている出来事を
まるで自分の事のように感じ、深い繋がりを感じます。
俳優が舞台の上で、真摯に役を生きる時
観客はひきこまれ普遍的な真実の瞬間を感じる事ができるのです。
『夜、ナク、鳥』 作:大竹野正典 演出:渡部朋彦
「どんな事情があっても 人殺すやなんてそんな事許されへん」
ナイチンゲールに献身を誓った女性たちが、なぜ犯罪に手を染めていったのか。
看護師による連続保険金殺人事件。
実際にあった事件をモチーフに、人間を描く。
「自分の命救うのにやったらあかん事なんかあらへん」
4人の女たちとその男たち。
Prayers Studioが描く、人間の生きざま。
「世界はしかたのない事ばっかりやなぁ」
不慮の事故により48歳という若さで世を去った劇作家 大竹野正典。
現実に起きた事件をモチーフに人間の闇に迫る戯曲を数多く発表した。
本作は、2003年くじら企画のプロデュースで初演。
2004年の第48回岸田国士戯曲賞の候補作品にもなった。